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スタッフコラム

2022.01.14

【戸建て編】リフォームしやすい中古住宅の条件

リフォーム中の戸建て住宅

マイホームの選択肢として人気が高まっている中古住宅は、リフォームしても新築よりリーズナブルな価格に収まる点が大きな魅力♪

しかし中にはリフォームに適していない構造や間取りの物件もあり、余計なコストが掛かってしまうケースも・・・。

今回はリフォームしやすい戸建て中古住宅の条件を詳しく解説します。

リフォーム済み中古住宅との比較やワンストップリフォームなど、マイホーム選びに役立つ情報も紹介します。

 


目次

■中古住宅+リフォームは物件選びが重要

■リフォームしやすい戸建て中古住宅の条件

■リフォーム済み物件はどうなの?

■ワンストップリフォームで後悔を防ごう


 

■中古住宅+リフォームは物件選びが重要

リフォーム後の中古住宅

リフォームして暮らす前提で中古住宅探す場合、通常の物件選びとは違うポイントのチェックが必要となります。

例えば間取り変更しにくい構造の物件を選んでしまうと、理想の間取りに仕上げることができません。見えない部分の劣化が進んでいて、思ったよりリフォーム費用が掛かるケースも・・・。

既存のデザインや内外装の見た目だけではなく、「リフォームしやすいかどうか」という観点もチェックして、リーズナブルに理想のマイホームを手に入れましょう。

 

■リフォームしやすい戸建て中古住宅の条件

リフォーム後のおしゃれなリビング

リフォームに向いている中古戸建の条件を5つ紹介します。

コストを抑えて理想の間取りを実現したい方は、しっかり物件選びの際に注目してみてください。

 

条件①:理想の間取りに近い

ゴールとなる理想の間取りに近いことは、リフォームしやすい条件の一つです。

もし現状の間取りで理想のライフスタイルが叶うのなら、間取り変更する必要はなく内装や水回りのリニューアルだけでOK。コストや工期をかなり節約することができます。

逆に販売価格が安くても、理想の間取りから遠いと壁の撤去や水回りの移動など余計な手間がかかり、かえって高くなってしまうことも・・・。柱や壁の移動ができず、理想の間取りにならなかったというのも良くある失敗談です。

リフォームだから後で何とかなると安易に考えず、必ず完成形の間取りをイメージしながら近い物件を選びましょう。

 

条件②:木造軸組み工法で建てられている

一戸建てにはさまざまな工法がありますが、リフォームのしやすさで見ると木造軸組み工法が適しています。

 

□代表的な戸建て住宅の工法
  • ・木造軸組み工法
  • ・2×4(ツーバイフォー)工法
  • ・軽量/重量鉄骨工法
  • ・プレハブ工法
  • ・ユニット工法

例えば日本でも見かけることが多いツーバイフォー工法は、天井・壁・床全体で建物を支えるため窓や壁の移動が難しいケースがあります。

鉄骨・プレハブ・ユニット工法は大手ハウスメーカーの独自規格がほとんどで、やはりリフォームしにくいことが多いです。

耐震性や断熱性などそれぞれの工法には一長一短ありますが、リフォームして暮らすなら木造軸組み工法の中古住宅を選ぶのが良いでしょう。

 

条件③:尺モジュール

戸建て住宅の規格には「メーターモジュール」「尺モジュール」の二種類がありますが、リフォームしやすいのは尺モジュールです。

6畳間を例に挙げると、尺モジュールだと2.73m×3.64m、メーターモジュールだと3m×4mとなり広さが変わります。

日本の住宅は尺モジュールが多数派でリフォーム用の建材や設備もそれに合わせているため、メーターモジュールだとムダが出てしまうことが多いです。

例えばフローリングは尺モジュールに合わせて1坪(=畳2枚分)単位で販売されていますが、メーターモジュールの家だと少し足りません。もう1ケース必要になるものの床材の余りが出るため、コスト面で不利になります。

ほとんどのキッチンやユニットバスはメーターモジュールに対応していますが、製品によっては対応していないケースも。

メーターモジュールのほうが少し広くなるのは魅力ですが、車いす対応などの理由が無ければ尺モジュールの中古住宅を選ぶのが良いでしょう。

 

条件④:メンテナンスが行き届いている

外壁塗装やシロアリ消毒など、しっかり定期メンテナンスされていることも大切な条件の一つ。

メンテナンス不良の家は雨漏れや蟻害など重大なトラブルのリスクが高く、補修に多額の費用が掛かるケースが少なくありません。結果的に予算オーバーしたり、リフォーム費用が足りなくなったりすることが多いです。

特に空き家期間が長かった中古住宅は、メンテナンスが行き届いていないことが多いので要チェクです。

なるべく家主さんに過去のメンテナンス履歴を聞いてみて、しっかり手入れされている物件を選びましょう。

 

条件⑤:車両が出入りできる

一軒家のリフォームでは複数の職人が出入りするため、工事車両の出入りと駐車スペースがあることも大切な条件の一つです。大がかりなリフォーム・リノベーションを行う場合、複数の職人が同時に工事を進める必要があります。

前の道が細くて大型車両が入れないと、ユニットバスやキッチンなど設備の搬入に余計な手間がかかります。

駐車スペースが無いと月極駐車場など余計なコストが掛かり、工事もスムーズに進みません。

築年数が古い物件は道が細いことも多いので、特に注意してチェックしてみてください。

 

■リフォーム済み物件はどうなの?

リフォーム後の中古住宅

最近は中古住宅を選ぶ方が増えたこともあり、あらかじめきれいに改装されたリフォーム済み物件の販売も多くなりました。

結論からお伝えすると、リフォーム済み物件はメリット・デメリット両面あるので目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

□リフォーム済み物件のメリット
  • ・完成形を見て選べるのでイメージ違いが無い
  • ・打ち合わせの時間と手間が掛からない
  • ・すぐ入居できる
  • ・物件+リフォームの総額が分かる

 

□リフォーム済み物件のデメリット
  • ・間取りや設備のカスタマイズができない
  • ・見えない部分が分からない(雨漏れや断熱など)
  • ・物件数が限られる

リフォーム済み物件は購入してすぐ入居できるので、早く引っ越ししたい方には向いています。ただし仕上がり状態で販売されているため、理想の間取りやデザインを見つかるかは運しだい。購入後リフォームする場合より物件数も限られるので、理想の一軒を見つけるのは難しいこともあります。

リフォーム済み物件のメリットとデメリットを把握し、選択肢の一つとして検討してみて下さい。

 

■ワンストップリフォームで後悔を防ごう

最近は物件選びからリフォームまでワンストップで対応できる会社も増えています。

今までは不動産会社で中古物件探し~購入、リフォーム会社や工務店でプラン作り~施工が一般的でした。しかしこの方法だと窓口が二つになり、支払いも別々になるのでトータル予算が分かりにくいですよね。

不動産とリフォーム両方に対応できるワンストップ体制なら、物件探しからプラン作りまで一つの窓口で、予算総額も分かりスムーズです。

理想のライフスタイルから逆算してリフォームしやすい物件を探せるのも、ワンストップリフォームの大きなメリット。

マイホームの選択肢として中古住宅+リフォームを検討するなら、ワンストップ体制の会社に相談してみてください。

 

■まとめ

リーズナブルな価格が魅力の中古住宅ですが、リフォームして暮らすなら間取りや状態のチェックが重要となります。

物件を選ぶ際は、今回ご紹介したリフォームのしやすさにも注目してみてください。

ご自身でのチェックに不安がある方は、プロ目線でのアドバイスができるワンストップ体制の不動産・リフォーム会社に相談しましょう。

 

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