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スタッフコラム

2021.07.09

子育て世代が中古住宅を選ぶメリット【戸建て編】|つくば市の住まい選び情報

リフォーム後の中古内装

最近はマイホーム選びで中古住宅を検討する人が増えてきましたが、これから子育てするご家庭には特におすすめです。

コストを抑えてのびのびと子育てできるなど、中古の戸建て住宅にはメリットがいっぱい♪

今回は子育て世代の方が中古戸建てを選ぶメリットやデメリット、良い物件を選ぶコツなどを解説します。

 


目次

■現代日本は中古住宅の方がオトク?

■子育て世代が中古戸建て住宅を選ぶメリット

■中古戸建て住宅のデメリットと対策

■良い中古住宅選びのコツ


 

■現代日本は中古住宅の方がオトク?

中古リノベ後の内装

一昔前までは戸建てと言えば新築が主流で、「中古住宅を選ぶのは恥ずかしい」という風潮もありました。しかし最近は中古住宅のメリットが見直され、リフォームで新築同様に仕上げてマイホームにする方が増えています。

もともと中古住宅は新築よりリーズナブルな点が大きなメリットでしたが、空き家率が上昇している日本では物件数も増えてさらに選びやすくなってきています。掘り出し物件や希望に合った物件に出会う確率が上がり、メリットも大きくなっていると言って良いでしょう。

 

■子育て世代が中古戸建て住宅を選ぶメリット

リフォーム後の中古住宅

 

・余裕のある資金計画を組める

中古戸建てはリフォーム費用を含めても購入金額を抑えやすいため、月々の支払いや頭金を抑えて余裕のある子育てライフを送れるのが大きなメリット。

日本の戸建て住宅は築20年前後で建物の差定額がゼロに近くなるため、ほぼ土地の価格だけで購入することができます。フルリフォームをしても2~3割安く抑えられるため、住宅ローンの返済額にかなり余裕が生まれます。

将来の学費やケガ・病気などいざというときの蓄えができるのは、子育てしていくうえで大きな安心につながりますよね。週末の外食やお出かけなど、成長期の大切な家族時間を楽しめるのもうれしいポイントです。

 

・エリア選択の幅が広い

すでに家が建ち並んで新築用の土地が出ないエリアでも、中古住宅を視野に入れると物件が見つかるケースが多いです。学校や幼稚園の近く、スーパーや行政機関周辺など、子育てしやすい環境を選べるのも子育て世代にとって大きな魅力です♪

 

・子育てしやすい間取りをつくれる

リフォームやリノベーションは一般的な注文住宅より間取りの自由度が高く、より子育てしやすい住まいをつくれるのもメリットの一つ。完全自由設計の注文住宅もありますが、その分坪単価が高くなるので、中古住宅とくらべるとかなりの価格差になります。

新築より価格が安い分、広い物件を選びやすいのも子育て面で有利です。たっぷり収納や人数分の子供部屋など、新築だと難しい条件も中古ならクリアしやすいです。

 

・ご近所環境を事前チェックできる

これから家が建ち並ぶ新興住宅地の場合どんな隣人が来るかは運しだいですが、中古住宅はすでにでき上ったご近所環境をある程度チェックできます。

特に成長期のお子さんには、なるべくご近所に良い友達がいる環境をつくってあげたいですよね。お隣の建物やゴミ置き場などを見れば、どんな方が住んでいる地域なのかは判断できます。物件の売り主さんと話ができれば、ご近所関係のトラブルがないか直接確認できるのも大きなメリット。

 

■中古戸建て住宅のデメリットと対策

中古戸建ての外観

メリットいっぱいの中古住宅ですが、当然注意すべきデメリットもあります。対策とセットで覚えておきましょう。

 

・状態が悪い物件もある

戸建て住宅は築年数とともに劣化が進むため、雨漏れやシロアリ被害など状態が悪い物件に当たる可能性もゼロではありません。雨漏れ跡が表面に見える場合は回避しやすいですが、目に見えない部分が劣化していて気づかずに購入してしまうケースも。

 【対策】⇒建築知識が豊富な不動産会社に相談する

状態が悪い物件を回避するには、不動産だけでなく建築知識も備えた会社に相談するのが効果的です。不動産を扱う以上ある程度の知識を持っているのが常識ですが、新築やリフォーム部門もある不動産会社だと、専門知識に基づく建物の判断が期待できます。

ご自身でのチェックや診断も大切ですが、一般の方が戸建ての劣化を正確に判断するのは難しいです。ホームインスペクションなど有料サービスを活用する方法もありますが、まずは信頼できる不動産会社を見つけてみてください。

 

・耐震性が低いケースがある

築年数や建物の状態によっては耐震性が低いケースもあります。現代の性能水準に引き上げる耐震リフォームが必要になると、数百万円の予算がかかるケースも少なくありません。耐震性は目に見えない性能のひとつなので、内見だけでは見極めが難しいのも注意すべき点です。

 【対策】⇒築年数に注目する

日本の耐震基準は1981年6月に大きく変更されているため、まずは築年数を一つの目安としてみましょう。新旧の耐震基準は大まかに下のような変更点があります。

 

  • 旧耐震基準:震度5程度の地震で大きな損傷が発生しないレベル
  • 新耐震基準:震度6程度の地震で倒壊しないレベル

 

築年数的に旧耐震基準で建てられている可能性がある物件は、耐震リフォームしたときの費用対効果まで含めて検討しましょう。購入前に耐震診断を受け、どのような状況か確認するのも大切です。

 

■良い中古住宅選びのコツ

築年数が新しい中古戸建て

 

・理想の間取りに近い物件を見つける

リフォーム費用を抑えて暮らしやすいマイホームを手に入れるため、理想の間取りに近い物件を選びましょう。建物の購入価格が安くても、間取り変更が大規模になるとリフォーム費用が高くなってしまいます。

階段や水回りの位置は変えず、ドアや壁の位置を少し変えるだけで済めば、かなりリフォーム費用を抑えられます。価格や建物の状態にくわえ、間取りの完成形も考えながら物件を選んでみてください。

 

・設備や内装の状態にこだわり過ぎない

複数の中古住宅を見くらべると、つい水回りや内装がキレイな物件が印象に残りますが、表面的な部分にはこだわり過ぎないようにしましょう。

マイホームとして中古住宅を選ぶ場合、ほとんどの方がクロスやフローリング、水回り設備の交換を検討すると思います。特に築20~30年の中古住宅は内装や水回り設備の交換時期なので、表面的な汚れや破損があっても問題ありません。

どうせ新品になる部分は重視しすぎず、柱や土台など建物の構造部分や断熱性などに注目してみてください。

 

・建物の周囲や街を歩いてみる

中古住宅選びでは建物の状態にくわえて、近隣住民や通学路などの周辺環境が重要になります。少し時間と手間がかかりますが、なるべく自分の足で近所を歩きながらチェックしてみてください。

ゴミ置き場や集会所が荒れていないか、落書きなど治安が悪そうな場所はないかなど、自分の感覚で危険な場所がないか確認しましょう。これからお子さんが学校に通う世代の方は、暗い道や車が多い道など通学路の危険性も要チェックポイント。

自分で歩くと細かい場所にも目が行き届き、スーパーや公共機関の位置など暮らしやすさも確認できるのでぜひ取り組んでみてください。

 

■まとめ:メリット・デメリットを把握し良い中古住宅選びを

これから子育てに取り組むご家庭にとって、リーズナブルで選択肢が多い中古住宅はとてもおすすめ。ただしメリットと同じようにデメリットもあるため、両方しっかり把握して理想の物件を選びましょう。こちらに中古住宅×リフォームの事例もまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

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